ハープは、弦を直接指で弾く楽器なので 手指のフォームや指使いで、音色とニュアンスが大きく変わります。 




東京でのレッスンでは、基礎も応用もじっくり学びます。




どんなに気を付けていても、癖や甘さが出ることもあり、先生から細かく注意を受ける場面が多々あります。




新しい曲に入る時は、まず指使いを先生のアドバイスを受けながら組み立てます。




簡単な曲でもすぐに弾き始めず、楽譜と対話しながら、最も美しい響きを探す時間があります。




この “音が鳴る前の、試行錯誤の時間” が、私はとても好きです😊 




先生には、私たちには聞こえない音が、きっと聞こえているのだと思います。 




そして、演奏を進める中で、最初に決めた指使いが曲の流れと合わなくなり、変更することもあります。




でもその判断は、決して弾きやすいから、弾きにくいからという理由ではなく、音楽の美しさを尊重するための選択です。




レッスンに行って、新しい技法を教えてもらうことはとても楽しいです✨




けれどそれ以上に、丁寧に響きを探求していく先生の姿からこそ、いちばん大切なことを教わっている気がします😊




今私が取り組んでいるのは「引き潮」と「パッサカリア」。 




どちらも大好きな曲ですが、完成までには時間がかかりそうです…😵





今日は、おすすめしたい本の紹介です!




車田和寿さんの著書「すばらしいクラシック音楽」




👇書籍表紙の紹介



もともと車田さんのユーチューブ「音楽に寄せて」を拝聴していて、車田さんの深い洞察と温かいメッセージに共感することが多く、今回出版されると知り、購入しました💡




著書の「はじめに」では、“音楽は、心のコミュニケーション

その言葉が、はっきりと綴られていました。




音楽の表面的な情報はもちろん必要ですが、その音楽を受け取って、自分の心がどう動いたのかが最も重要なことだと私は信じてきたので、こちらの著書と出会えて、答え合わせをしたような気持ちになり、本当に嬉しかったのです✨




作曲家の名曲の紹介を、ご自身が旅で訪れて見聞きして感じたことも併せて書かれているので、読んでいて、心が動かされ、風景が目に浮かぶようでした🍃




クラシックって、日本だと堅苦しさやステータスのように扱われたりすることもあります。




でも、実際ドイツで暮らしている音楽家がこうして語ってくださると、クラシック音楽がとても身近なものに感じます。




この本を読む前と、読んだ後では、その曲の聴こえ方が変わってくるかもしれません。




音楽をただの知識や技術として学ぶだけでなく、心で味わうことの大切さを、この本が改めて教えてくれました。




皆さんにとって、音楽に触れる時間が、より深くて豊かなものになりますように願いを込めて…☆彡




今日は、車田和寿さんの「すばらしいクラシック音楽」をご紹介しました。




私が今グランドハープで取り組んでいるのがヘンデルのパッサカリアという曲なのですが、ヘンデルのことについてはこの著書では紹介がなかったので、ちょっと残念!でしたが🤭




今週はまた、自分のレッスンで東京に行ってきます😊






昨日は、安本病院さん(久留米)のデイサービスの皆さんに演奏をお届けした後、グループホームに移動をして演奏をさせていただきました。




なんと、100歳を超えている方も何人もいらっしゃったそうで!驚きました😊





演奏に合わせて口ずさんで下さったり、体でリズムを取って下さったりされていました(^^♪




お誕生日の方がいらっしゃったので、ハピバースデーを皆さんに歌っていただいて、お祝いもできました👏✨




ハープを続けていなければ、きっと一生交わることのなかった方々との出会い。




たまたま同じ時間に、同じ場所で音楽を囲んだひと時でしたが、私にとっては、心と心の触れ合いを感じる、そんな素敵な時間でした。 




この度は、ありがとうございました(*^_^*)




これまでも、これからも、音楽を通して生まれた出会いに、心から感謝しています。




さて、季節はあっという間に梅雨が明け、すでに猛暑ですね🌞💦




今年の七夕、織姫と彦星は無事に会えるのでしょうか…☆彡




そんな、夏の夜空にぴったりの「星めぐりの歌」。




今回は、「七夕さま→星めぐりの歌→七夕さま」 の流れでアレンジしてみました😊🎋✨




梅雨に入り、湿度の影響でハープの弦がよく切れる季節になりました。



生徒さん方からも、最近弦が切れたという報告が増えております!



湿度や温度管理に気を付けていただけると安心ですが、それでも、切れる時は切れます😂弦は消耗品ですので。




今日も、どこかの教室の弦が、パチンと切れている予感がします…




ちなみに、ガット弦は非常にお値段が張るのですが、最近あまり弾いていなかったグランドハープのガット弦が、梅雨に入った途端に2本も切れました😿ショック…




アイリッシュハープばっかり弾いているので、グランドハープも練習して~!というハープからの圧だったのかも😵




とりあえず、よしよし撫でておきました!笑




梅雨の季節にめげずに、ハープのお手入れ&練習頑張りましょう~(`・ω・´)b




それから、レッスンのご予約についてのお願い🎵




最近、新しくご入会いただいた方々も増えて、とてもうれしく思っております😊




ただ、佐賀教室はどの曜日も「毎月第2・第4週」に予約が集中しやすくなっています💡




奇数週(第1・第3・第5週)は比較的空いている時間帯が多いので、 ご都合が合う方は、少し“分散”していただけると大変助かります😊




このジメジメの季節も、ハープと一緒に、のんびり乗り越えていきましょう🌈




先日、修理に出されていた教室の看板が、元気になって帰ってきました😊



お帰りなさい、看板くん!



弱っていたところを諸々、強化していただいたので、もう飛んで行かないでね~🌀🌀




台風の季節の前に修理してもらえて、本当によかったです!ずっと気になっていたので、これで一安心です😊

昨日は声楽の久美子さんと、一緒に演奏のお仕事をさせていただきました💡




普段はソロ演奏が多いので、控室での待ち時間も、本番の舞台も、とても楽しい時間でした😊




演奏中もお客様から何度も拍手をいただき、予定外のアンコールもありがとうございました✨





さて、演奏環境によってハープの響きが変わるのは、何度も経験していること。




今回は、歓談の中で自分の音が聞こえなくなってしまうのを防ぐため、音響スタッフさんと事前に相談。




会場にはスピーカーで響いているそうなのですが、自分自身が弾いた音が聞こえないということがよくあるのです😵




自分が弾いた音が聞こえないと、どこを弾いているかわからなくなるのです😭




そこで、「片耳イヤモニ+返しのスピーカー」 という新しい試みを提案していただき、思い切ってチャレンジしてみました。




結果は、驚くほどクリア!感動!




乾杯後のざわめきの中でも自分の音がしっかり聞こえ、片耳を開けていたことで久美子さんの歌とも自然に馴染む。




自分の音にも集中できて、久美子さんの歌声もしっかり感じながら演奏できるのは、とても新鮮な感覚でした。





一方で、ウェルカム演奏ではホワイエで生音でハープを弾いたのですが…ざわめきの中まったく自分の音が聞こえず😂




ハープって本当に演奏環境に影響される楽器なのだと、改めて実感。




そして、それをフォローするための音響アイテムがどんどん増えていきます。




いい演奏をお客様に届けたいので、こうして音響の方がサポートして下さるのは、本当にありがたいです😊




また一つ学ばせていただいた夜でした🌃ありがとうございました✨






ハープを弾くとき、楽器を右肩に抱えて、左側から弦をのぞくような姿勢になります。




演奏中は指と弦だけを見ているようですが、実は床や壁、周りの色彩などが想像以上に視界に影響を与えているのです。




こんな感じ↓


特に初めての場所での演奏は、「床の色は?カーペットの柄は?」と気になってしまうもの。




例えば、柄が細かく入り組んだ床だと、視界に余計な情報が入りすぎてしまい、弦が見えづらくなるんです。




ストライプ柄なんて、目がチカチカして大変なことに!





例えば、こんな風に柄が多かったりすると、すっごく演奏に集中できなくなるのです!



これは極端な例ですが…😂いらない情報が多すぎて、弦が見えにくくなるのです🥺




さらに、赤や青のカーペットだと、ハープの赤い弦と青い弦が背景に溶け込んでしまい、「今、どこを弾いているんだっけ?」と戸惑うことも💦




逆に、シンプルで落ち着いた空間では、余計な視覚情報に惑わされることなく、演奏に集中できます。




音質も柔らかく、周囲の音にかき消されてしまい自分の弾いている音が聴こえなくなることもあり、そういう意味でも、本当に繊細な楽器だなぁと感じます💡




しかし、演奏環境を少し工夫するだけで、より豊かで心地よい音楽が生まれます。




今日は、あまり知られていない「ハープ演奏時の視界」のお話でした!🌿🎶




そして、明後日はニューオオタニで、声楽の久美子さんとパーティーで演奏をさせていただきます😊




こちらの会場は、何度か演奏させていただいているのと、よくお世話になっている音響の方が入られるとのことで、安心です😆




今日は久美子さんと、本番前の最後のリハーサルでした✨🎶


昨年の夏、佐賀教室の看板が台風の強風に飛ばされ、佐賀銀行さんのシャッターに保護していただくという出来事がありました💦



その後、業務用の両面テープで応急処置を施していましたが、再び台風の季節を迎えるにあたり、建物のオーナー様に相談し、専門業者に工事をお願いすることになりました。



 よく見ると、看板の付け根部分も風の影響で外れかけており、やはり修理が必要な状況でした😨



今週の木曜日に看板を取り外し、しばらくの間修理のため掲示がない状態になりますが、教室の営業は通常通り行いますので、どうぞよろしくお願いいたします😊


今年は発表会を開催しない予定でしたが、生徒さんから『発表の場がほしい』というお声をいただきました😊



そこで、演奏を披露するだけでなく、学びの要素を取り入れた「勉強会」を開催することにしました♪ 



 この機会に、ぜひチャレンジしてみてくださいね✨ 




 開催日程 9月23日(祝・火)14:00頃 

会場 佐賀市 アバンセ2階 音楽スタジオ 




勉強会の内容

 ・ソロ演奏(1曲または2曲)

 ・教室の楽器を使用するので手ぶらでOK✨ 

・弾き方や練習方法のお話をします



興味のある方は、レッスン時に詳しくお伝えしますので、お気軽にお尋ねください😊



吉野ヶ里コンサート無事に終えました♪





ステージの前半は、子供の生徒さんとアンサンブル、後半は私のソロ演奏でした。




ジブリやディズニー、映画音楽や季節の曲など、みなさんが聞きなじみのある曲を中心に演奏をしました🎶




アンサンブルでは、25弦の青山ハープ

ソロでは、36弦のダスティストリングス

を使用しました😊




3人での合奏曲を2曲の他に、一人一曲+私が伴奏のサポートをしたのですが、2人ともそれぞれとっても上手に演奏してくれました😊




生徒さんの上達や成長はとても嬉しいですし、頼もしく感じました!💕




そして、吉野ヶ里公園のスタッフの皆様をはじめ、音響の方やMCのお姉さんも、みなさん温かい人ばかりで、ここに来ると、実家のような安心感があります😆




耳を傾けてくださったお客様、拍手👏✨を送って下さった皆様、ありがとうございました😊



先日、音楽療法カウンセラーという名前の資格を取得しました✨✎

演奏活動を続けていく中で、小さな迷いや悩みはずっと付きものなのですが、

私の中で、ある部分のモヤモヤが、ここ数年でピークに達していました。実は。笑




それで、ある時ふと目にとまったこの資格がなんとなく気になり、、勉強してみることに。




音楽療法の仕事に興味があったわけではないのですが、音楽が心身に与える影響や、音楽の癒しの力というものを、再認識できる内容で、私にとってすごくよかったのです。




日本では音楽療法は医療としてはまだ認められておりませんが、歴史や研究結果のデータをもとに人に与える影響などを解説してあり、改めて音楽の力を知ることが出来ました✨




人の心が癒されて心地よいと感じる音楽は、心身の状態や、性格、趣味、思考、環境など様々な要因で一人ひとり違うので、これが効きますという特効薬のような音楽はありません。




それでも、どのような音楽や音色が人の脳に影響を与えるのかについては、古くから研究が続けられ、ある程度解明されていることもあります。




しかし、人間の心や脳って複雑すぎて、まだまだ明確な統計がとりきれていないのが現実だそうです。




(だから、日本では音楽療法士の資格は国家資格ではなく、民間の資格しかないのだそうです🥺)




ですが、日常の健康法として生活に音楽を取り入れることが、心身にとてもいい影響を与えているということです。




一番身近なところでいうと、心地よい音楽で気分を落ち着かせたり、カラオケでストレス発散!も、自分が自分にしてあげられる簡単な音楽療法です😊🎶




『音楽』って、形のないものだから、迷うことも色々とあるのですが、数値やデータだけでは語れない奥深さがあり、形がないものだからこそ、無限の可能性を秘めていると感じました☺




音楽の持つ力の偉大さを感じ、自分の悩みのちっぽけさに気が付きました。

なんだかわからないけれど、お🐠の骨が取れた気分です😆




今までと何も変わりませんが、これからも自分なりに、音楽と向き合っていきたいと思う出来事でした☆


4月になりました🌸




みなさんは花粉の季節、いかがお過ごしでしょうか🌳

私は、マスクが手放せません🤧




年度も切り替わり、何かを始めるスタートの季節でもありますね✨





cocoronは、いよいよ10年目に入りました☺嬉しい。




教室をオープンして今日まで、色々と大変な時もあったりしましたが、通ってくださっている生徒さん達のおかげで、今日を迎えられております🎶




『cocoron』は漢字で書くと、「心音」なのですが、これは、ハープの音色が心に響くという意味と、音楽とは心の表現という意味を込めてつけました。




大学生の頃、ピアノを専攻していた時に、研修で訪れたウィーンで現地のピアニストの先生からもらった、大切にしている言葉でもあります。




『あなたの心の音を聴かせてください』

このメッセージは、私の音楽の道しるべになっています😊




音楽が持つ力は、本当に大きいと信じています✨

そして、その音楽を奏でるのは私たち、心を持った“人”。




心を磨くことと、その心を表現するための楽器を愛し、技術を磨くこと✨

やることは果てしなく沢山あるけど、あるから楽しい🎶




音楽から離れた時間もあったけれど…

それでも音楽を続けて来られて、本当によかったと思う、ある春の日💓




皆さんの春は、どんな音を奏でていますか😊

……🌸




↓シェーンブルン宮殿