楽譜と対話する
ハープは、弦を直接指で弾く楽器なので 手指のフォームや指使いで、音色とニュアンスが大きく変わります。
東京でのレッスンでは、基礎も応用もじっくり学びます。
どんなに気を付けていても、癖や甘さが出ることもあり、先生から細かく注意を受ける場面が多々あります。
新しい曲に入る時は、まず指使いを先生のアドバイスを受けながら組み立てます。
簡単な曲でもすぐに弾き始めず、楽譜と対話しながら、最も美しい響きを探す時間があります。
この “音が鳴る前の、試行錯誤の時間” が、私はとても好きです😊
先生には、私たちには聞こえない音が、きっと聞こえているのだと思います。
そして、演奏を進める中で、最初に決めた指使いが曲の流れと合わなくなり、変更することもあります。
でもその判断は、決して弾きやすいから、弾きにくいからという理由ではなく、音楽の美しさを尊重するための選択です。
レッスンに行って、新しい技法を教えてもらうことはとても楽しいです✨
けれどそれ以上に、丁寧に響きを探求していく先生の姿からこそ、いちばん大切なことを教わっている気がします😊
今私が取り組んでいるのは「引き潮」と「パッサカリア」。
どちらも大好きな曲ですが、完成までには時間がかかりそうです…😵
0コメント