聞く力
うちの教室は、オープンしてもうすぐ丸4年を迎えます。
他の音楽教室と違うところは、教室に通う皆さんがハープ初心者ということです(^^)
ピアノやバイオリン教室などメジャーな楽器だと、趣味でも何十年とされている方が沢山いらっしゃいますが、うちの教室では長くても3〜4年の初心者の方々ばかりです。
他の楽器と違うところは、ハープは大人になってからもはじめやすい楽器だと思います。
もちろん、子供のころからハープに出会い、技術を磨いていく道もありますが(^^)
ハープって、弦を指の腹でしならせて弾いて音を鳴らすのですが、この一音が、本当に繊細で個性が出るんです。
ピアノも完成された素晴らしい楽器だとは思いますが、ハープのようにこんなに一音一音が鳴らす人によって違う楽器も珍しいかなと思います。
内面が出やすい楽器で、自分自身と向き合わされます。
こういうところに楽しさを感じられるのって、様々な人生経験を積んで、心に沢山の色を持った、大人の方が得意なのだと思います。
子供達の得意分野は、技術をどんどん吸収していくところ。
本当に子供達は器用だし、楽しんで新しいことに挑戦してくれます!
子供の頃にハープに出会い、技術と共に内面も成長を遂げていったら、将来どんな素敵なハープ奏者になるんだろう☆
大人のハープの楽しみ方、子供のハープの学び方はちょっと違いがあるのですが、共通して大事な事があって、
それは〝聞く力”だと思っています。
聞く力には、2つの意味があって、
ひとつは自分が鳴らした音をよく聞くということです。
自分の耳が、いつでも一緒にいてくれる先生になります。
もう一つの聞く力は、レッスン中のアドバイスをよく聞くということです。
自分の耳では気づかないことや、知らなかったことをよく聞いて、しばらくは実践してみるということです。
聞く力って才能だと思います。
聞く力があって、素直に実践出来る人は、音楽以外のどの分野でも成長が早いんだろうなと思います。
耳を澄まして聞く、誰にでも出来ることです。ぜひお試しください(╹◡╹)♪
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