ペダルのこと
グランドハープのペダルについて、生徒さんよりご質問をいただくので、今日はペダルの半音調節についてのお話しです♪
ペダルは7本あって、左から レ・ド・シ・ミ・ファ・ソ・ラと並んでいます。
左足で レドシ 右足で ミファソラ を担当します。
ペダルは三段階になっています。
一番上が ♭ 真ん中が ♮ 一番下が ♯
ペダルを全て真ん中の♮にすると、ハ長調になります。
シのペダルを上げて(♭)、他は全部真ん中(♮)に合わせるとへ長調になります。
ファのペダルだけ下げて(♯)、他は全部真ん中(♮)に合わせておくとト長調になります。
この様な仕組みになっています。
曲の途中で臨時記号や転調がある場合も、随時ペダルで対応します。
アイリッシュハープはペダルがなく、弦の上部のレバーを手で上げ下げすることで半音調節を行います。
足で半音調節が行えるので、グランドハープの方がアイリッシュハープより対応できる曲の幅が広がります。
今までアイリッシュハープを弾いていた私からすると、そういった部分では制限からの解放感があります😊
音色は、アイリッシュハープの方が弦も柔らかく、素朴で木の温もりを感じる優しい響き。
グランドハープはガット弦も含まれていて、弦も太く張りがあるのでピアノに近いような響きに感じます。
それぞれの楽器で良い部分が違いますので、合う曲も変わってくると思います✨
どの楽器も本当に繊細で精密に作られているなと感じると共に、
すべての音が鍵盤で用意されているピアノ🎹って、とっても万能で完成された楽器なんだなーと改めて感心いたしました( ˘ω˘)
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