心を映す鏡
ハープは“心を映す鏡”とよく耳にしますが、本当にそうだなぁと思います。
自分の指の腹で弦をしならせて はじいて、音を鳴らす楽器です。
同じ音を鳴らしても、しならせ具合やはじき方や力の抜き方などで、人それぞれみんな違う音が鳴ります。
一音鳴らす動作は一瞬の出来事なんですが、その一瞬にどれだけの神経を使えるかが、ハープをやっていて面白くもあり難しいところでもあります。
ハープは癒しの音色の楽器だから、誰が弾いても同じというわけではないです。
生徒さんのレッスンをしていて、みんな音が違って、本当に私も勉強になります。
ある程度、性格が出てしまう楽器なので、ごまかせないなぁ。と思いながら私も常日頃弾いております。。笑
私の教室では音色を大切に考えています。
皆さんがそれぞれ持っている音を、より綺麗な音色に近づけていけるようにレッスンをしています。
教室で使用している教材も、一曲一曲に全部に意味があります。
音色を磨くと、ハープが喜んでくれます!
ハープは、自分を目立たせるためのアクセサリーではないですから。
ハープ教室をオープンして約2年半。
生徒さんたちの音がグングン良くなってきていて、私はとても嬉しいです^ ^
色んなイメージを持たれやすい楽器ですが、少しずつゆっくりと。
静かな音色の、この楽器のことが伝わっていくといいなぁと思っています。
0コメント