アニーローリー

スコットランド民謡のアニーローリー という曲。

最近、ハープのレパートリーに仲間入りしました。

アニーローリー は実在した女性の名前で、彼女には、結婚を誓い合ったダグラスという男性がいたそうです。

けれど、内戦が続く時代に、二人の親同士が敵対する氏族に属していた為、二人の結婚は叶わなかった。。

愛するアニーローリー のことを忘れる事が出来なかったダグラスは、彼女への想いを一遍の詩に託しました。

こうして生まれた曲が、『アニーローリー 』です。

弾いていて、切ない気持ちになります。

だけど、二人の想いは、時代も国も越えてこうして歌い継がれています。

空の上の、二人に届いているかなぁと思いながら演奏しています。

民謡って奥が深いです。

演奏会の時に、こういうお話をしてから、演奏をするのですが、みなさんとても聴き入ってくれます。

演奏会をする度に感じるのが、曲の説明って大事だなーと。

ただ曲を聴くだけになると、知ってるか知らないか、好きか嫌いかだけの判断になりますからね。

こういう音楽の楽しみ方もあるんだよと、色々な角度から、演奏を楽しんでもらいたいなぁと思っています。

私も子供の頃から知っているメロディーでしたが、色々調べてるうちに、特別な一曲にかわりました。

ハープ 教室 cocoron ~心音~

ハープを身近な楽器に♪ ハープの弦は、ドレミファソラシドと並んでいます。 優しく温かい音色なので、弾いていると穏やかな気持ちになります。 初心者の方にも、「音楽」の基礎から丁寧に指導いたします。 一年に一回、発表会も開催。 子供から大人まで、あなたにとってハープが人生のパートナーとなるよう、音楽の大切な基本をお伝えしていきます。 令和3年より、売上の一部を動物愛護団体に寄付させて頂いております。

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