音楽を続けること
今日は私の音楽との出逢い、そして人との出逢い、私を支えてくれている音楽の柱についてお話ししていきたいと思います。
私が幼少のころまで遡り、最初に出会った楽器はピアノでした。
家族に、楽器が出来る人は一人もいなかったのですが、父が趣味で流していた、リチャードグレイダーマンというピアニストのレコードを聴いた時に、「私もこの人みたいにピアノを弾きたい!」と言ったことがはじまりです。
子供のころのピアノの先生はとても厳しい先生でしたが、私にとっては、自分の母親の方がもっともっと怖い存在だったので😂、先生の厳しさでへこたれることはありませんでした。
ピアノを弾くことが、とにかく大好きな子供時代でした。
中学2年生の時の担任の先生が、とてもユニークで熱血なキャラクターの男の先生でした。
ある時、合唱祭で私がピアノ伴奏をし、クラス練習をしていた時に、前奏を弾きはじめると先生がとても感動してくれて
「みんな、祐子の心を感じろ~👊✨」
と、声を詰まらせながら、涙をこらえながらみんなに指導していたのです。
その先生は、いつも「祐子のピアノが好き」「祐子のピアノは泣けるんだよ」と言って下さって、年頃だった私は、誉めてくれるのは嬉しいけど、なんかめちゃくちゃ恥ずかしいんですけど😅
と、困惑していたのを覚えています。
だけど、
”私のピアノで、こんなに喜んでくれる人がいるんだ”
”たった一人でも、自分の音楽で感動してくれる人がいるんだ“
という思いがじわじわと湧いてきて、
「ピアノが上手」と賞賛されるより、比べものにならないほどの喜びを感じました🌸
そして今では、楽器がピアノからハープに変わりました。
音楽の世界は、大変なことが多く、お金も時間もかかりますし、地味で地道な作業ばかりです。
日々の努力に対して成果が出るのが10年後、20年後、30年後、、と長い時間を要しますし、結果が出ないこともザラにあり、ほぼ修行のような世界です。
それでも続けていける原動力は、目に見える大きな成果よりも、多分あの時の担任の先生の言葉は私を支えてくれていると思いますし、その後、音高受験をすすめてくれた、その時のピアノの先生も、私の道を拓いてくれた恩人です🍀
挙げるときりがないですが、こうした周りの大人達の、小さなひとつひとつの導きで今でも音楽が続けられています。
みなさんが、大人になっても音楽を続けている理由も、それぞれ自分の心の中に答えがあって、その答えを探し求めながら続けていくのかもしれません。
楽器と心から向き合って練習を続けていると、共鳴してくれる人が表れます。
それが、人の役に立ち喜ばれる”音楽の仕事”なのだと思っています。
大切なことを忘れないように、たまに人生を振り返る日があります😊
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